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中国美容医療トラブルのよくある問題

ここ数年、医療美容に起因するトラブル案件が非常に多く、私も多数の医療美容トラブル案件を扱ってきました。すべて施術を受けた患者側に立って美容医療機関を訴えるものです。まず一つ目に多い問題は、美容医療機関が法定の資格を持っておらず、無許可営業に該当するケースです。典型的な例として、エステサロンが皮膚ケアのみを行うべきところで、注射やさらには手術を行っている場合で、これは明らかに違法です。また、たとえ美容医療病院であっても、手術を行う医師の資格に問題があることがよくあります。医師の免許は分かれており、美容外科の資格を持たない医師が美容医療手術を行うことも違法です。さらに、中国の法律では、医師は一つの美容医療病院に登録しなかればなりません。もし病院が外部から医師を呼び寄せ、その医師が直接手術を行う場合も違法です。医療美容トラブルにおいて、施術を受ける側に有利な点としてもう一つ挙げられるのは、美容医療機関に虚偽や誤解を招く宣伝があった場合、中国の消費者権益保護法が適用され、返金に加えて3倍の賠償を受け取れる可能性があることです。

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